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魔法先生ネギま! 95時間目「闘魂伝承と新型兵器」

[ 2005/05/20 01:55 ] [COMIC]未分類 | TB(0) | CM(0) | このエントリーを含むはてなブックマーク | Yahoo!ブックマークに登録 | この記事をクリップ!
週刊少年マガジン2005年No.25(2005年5月18日発売)

■あらすじ
龍宮対古菲戦は、侵透勁を放った古菲の辛勝で終わる。左腕を骨折しながらも最後まであきらめなかった古菲の姿を見たネギは決意を新たにするのだった。一方、試合会場では第5試合が行われ、工学部のロボットだった田中に高音が"乙女の怒り"で勝利する。

■はじめのアオリ
古菲、大ピンチの後に勝機[チャンス]あり!?
満身創痍の大反撃!!

■1P
・龍宮姉さん、コートの下は74時間目で見せた「仕事着」だったんですね。これは古菲との試合に対する真剣さの表れだったのでしょうか。8Pでの超との会話で「それなりに本気だった」と言ってますし。

■3P
・古菲の左腕は1コマめで観客である木乃香たちにその音が聞こえるほど盛大に折れてます。だから左腕に硬気功を練り上げたときガクガクと震えているわけです。

硬気功とは、気功のうち武術気功を指し、身体の一部に気を集中させることで肉体を強靭化させ防御または攻撃に使います。対意語は医療気功を意味する軟気功。

■4?5P
・古菲が龍宮に使用した技?"侵"透勁は、八極拳では有名な打法のひとつである"浸"透勁と似ています。この技は気を相手の体内に送り込んで内部から破壊するものなので、もし誤植だったら、龍宮の背中の衣服が破れるほどの衝撃から判断すると、彼女の内臓は悲惨なことになっているはずですがどうなんでしょうね(笑)。

・というワケで、もしかしたら"侵"透勁という古菲オリジナルの技なのかもしれません。

・ちなみに浸透勁に至る前段として震脚という足を大地に打ちつける行為がありますが、4P1コマ目の「ズシン」という響きがそれを表しています。

・ここで古菲は、硬気功を練った左腕で羅漢銭を放つ龍宮の右腕を払い、かつ放たれた連弾を硬気功を練ったお腹で受け止め、そして右手で侵透勁を放っています。つまり気を蓄積する技と放出する技を同時に行っているワケで、このことからも古菲が非凡な才能を持っていることが分かります。

■8P
・なんと龍宮対古菲戦の裏には超の思惑が潜んでいました! 考えてみれば、龍宮神社が会場となった段階で龍宮と超が何らかの関係を持ったことに気づくべきでした。

・いくら指弾の材料として重さ的に一番破壊力がある500円玉とはいえ、あれだけ金銭にうるさい龍宮が惜しげもなく使ったのは超がスポンサーだったからなんでしょうね。水に落ちた分も会場が自分の家なんだから後で拾えるワケだし。

・超の「優勝候補が1回戦で負けて」のセリフから、多分トトカルチョにも手を出しているのではないでしょうか。ただし会場を盛り上げる必要があった理由はそれだけとは思えませんが…、さて。


・86時間目で「報酬さえもらえば私は何でもするし誰にでもつくさ」と言っていた龍宮が超からの報酬を受け取らないことの意味。彼女もネギの影響を受けて変わりつつあるようです。最後のコマの潔い表情は美しいですね。

・そういえば、ここでの龍宮姉さんは古菲戦で背中に穴の開いた仕事着のままなんでしょうか(笑)

■9P
・ネギのおかげで勝てたことを、古菲は「弟子の前で不様に負ける訳にはイカン」からと説明していますが、カモが「ん…」と反応していることから、ネギとの関係に少し変化が生じて好感度UPしたとみて間違いないでしょうね。

・ここで古菲のニ回戦棄権が確定したことに一応なるのかな?

■10P
・ネギは元々腕試しのつもりで(M&Aされる以前の)武道会に参加する予定だったのですが、父親の件以外に、今回の古菲のあきらめない姿勢を見て、試合へのモチベーションが一層高まりました。1回戦の第1?3試合がある種の条件説明的要素が強かったことに比べると、主人公の試合への前哨戦として第4試合は非常に効果的でした。

・ちなみに1回戦の第1試合が小太郎と愛衣の関係発展及び愛衣のキャラクター性の確立、第2試合がクウネル・サンダースの不気味な強さの前振り、第3試合が遠当てと楓の強さの再提示を意味すると思います。

・千雨が、ここで「まほら武道会」出場者の強さのレベルを訝ることは大きな意味を持ちます。それは彼女が徐々に夕映の言うところの「ファンタジーの世界」に近づいているだけではなく、ネギま世界における登場人物の強さの定義づけにもつながるからです。(ここは個人的に重要な部分だと思っているので別項で詳しく説明します)

■11P
・「たるんだ職務態度に愛のムチを…!!」という高音のセリフを額面どおりに受け取ればネギへのフラグがたったことになりますが、いいんちょとキャラがかぶってますね。
ただいいんちょの初期設定(マヌケな愛らしいカンジで主人公にジャイアン的イジワルしてくる悪役お嬢様)が彼女に生かされているような。

・でも高音と愛衣は、学園祭編で初めて登場したにもかかわらず、こんなに早くキャラを確立したのに比べて、美空とザジの立場は…。(^_^;)

■12?13P
・田中は、大学工学部で実験中の新型ロボット兵器でした。茶々丸の弟にあたる機体であり、口からビーム、腕にはロケットパンチと、日本人なら歩行の次に夢見る機能を搭載しています(笑)。ハカセは公然と戦闘テストが行えるがゆえに超と手を組んだように思います。

・ここでも千雨が一般人代表としてツッコミをいれていますが、それは読者に対して「ネギま」の作品世界における一般社会(表の世界)では「ラブひな」と違ってロボット兵器が存在することは異常なことであることを説明しているワケです。(ここも別項にて)

■14?15P
・ここで古菲の傍にネギだけが残った意味はなにかあるのだろうか? そして、ネギの湯飲みに書かれた「萌」の意味とは…。(マテ

・高畑と小太郎が一手交えましたが、ネギの対戦相手である高畑の強さの一端を小太郎を基準として表現し、かつ明日菜にもそれが見えたことで彼女の成長ぶりをアピールしたのでは。

■16P
・明日菜がここで、ネギではなく高畑を応援すると言ったことに注目したいですね。もちろん今までの明日菜ならば当然の行動ですが、だからこそ次の第6試合で明日菜が高畑よりもネギへの応援を優先することがあったら二人の関係性の変化を意味するのだから。

・実は次のネギ対高畑戦で、ネギと明日菜の関係、もっと言えば明日菜のメインヒロイン性の再提示がなされるのではないかと踏んでいる。(これは先の千雨の視点から導き出した推論なので、同じく別項で説明)

・場面としてはないですが、ビームをなんとかよけまくっていた高音が田中の手に右足を掴まれたためビームの直撃を受けてます。

■17P
・また脱がされてしまった高音。学園祭に入ってから裸になることがほとんどない3-A生徒たちに代わって、このままオイロケ担当になるのか!? …嬉しいけどw

・胸が揺れる擬音で「たぶん」と付いたのは、71時間目の朝倉以来。したがって高音のバストサイズは朝倉と同程度の88cmはあろうかと思われる。

・恥ずかしい行為を受けた後に殴り飛ばされる場面は「ラブひな」を彷彿させますが、これも恥辱行為の免罪符としてのギャク化したアクションではなく、高音は魔法を使ってロボットである田中を殴り飛ばしたことを指摘したい。つまり普通ならば女子高生はロボットを殴り飛ばせないことを逆に表現しているワケで、「ネギま」においては魔法を使うか、特殊能力がない限り一般常識ではありえないレベルの強さは存在しないのである。(一般常識レベルでは古菲レベルが最強だとも示した)

・高音の魔法は何でしょうかね? 80時間目で使い魔を使役していたことから召喚師系なのかとも思ったんですが、考えてみればエヴァも人形を使うけど氷の魔法の使い手でしたね。うーん、腕に何か巻きついているのは風系?

・田中は93時間目では動力ケーブルなしで稼動していますが、第5試合においては有線で稼動しています。たぶん動力は茶々丸が起動時には外部電源だったように電力と思われますが、今回はビームを放つなどエネルギーを派手に消費するからだったのでしょうか。

・ここで88時間目の超のセリフを思い出してください。彼女は「大会中 この龍宮神社は完全な電子的措置により携帯カメラを含む一切の記録装置は使用できなくするネ」と言っており、事実、18Pで高音の裸体を撮影しようとした観客がビデオが使えないと騒ぐ場面があります。

・つまり田中が稼動している最中も何らかの電子的措置がとられているワケで、通常は内部電源でも稼動可能なのですが記録装置妨害措置により外部電源になったのではないでしょうか。

・この論理からすると、予選会では電子的措置がとられていないことになります。なぜなら田中が動力ケーブルをつけた状態だったら予選の時点でロボットとばれているはずで、豪徳寺の遠当てがネットに書き込まれていて千雨も知っているのに、ロボットについては知りませんでした。よって本選の選手控えまで田中は内部電源で稼動していたことになるから。

・記録装置を使えなくする電子的措置については科学的知識が欠如しているので具体的な推論はないのですが、茶々丸は動力部分は魔法なので措置には影響を受けてはいない、朝倉等のマイクは使用できている、8Pにおいて超は試合をモニターできている、多数のパソコンが動いていたことを列挙しておきます。

■18P
・朝倉が勝者の高音の手を上げさせていましたが、他の試合でそのような描写はありませんでした。もちろんサービスシーンでもあるのですが、先に指摘した女子高生の高音がロボットを殴り飛ばしたという非常識な行為を隠すために、「乙女の怒り」と表現し、かつ注視を高音の裸体に集めることで、観客の意識をそらそうとワザと朝倉が行ったのかもしれません。

■おわりのアオリ
ついにネギVSタカミチだ!! どきどき


■今週の気になるセリフ

「もうお嫁にいけない?っ」

オレがもらってやるという書き込みがあり過ぎです、おまいら。

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